GoogleやYahoo!などの検索エンジンでの表示順位を上げるために行われるSEO対策。これにはただ検索順位を上げるだけでなく、検索結果に「どのように」表示されるか、というのも大切なポイント。
ここでは、検索結果の画面で表示される「スニペット」について解説します。
スニペットとは、検索エンジンの検索結果のページに、サイトの一部が断片的に表示されるもの。サイトの説明文のようなテキストが入っていることもあり、これを「スニペット」と呼びます。このスニペットがSEOでは重視されていることをご存知でしょうか。
Dynamical.bizによる調査では、検索をするユーザーの視線をトラッキングするとタイトルよりもスニペットのほうに視線が長く固定されるというデータが残りました。ということは、ユーザーがリンクをクリックするかどうか、スニペットを読んで判断している可能性があります。そのため、スニペットは重要な入り口として意識しておく必要があるのです。
スニペットには、いくつかの種類があります。
スニペットの中には、画像や店舗へのレビューが含まれるものがあります。テキスト以外の情報が含まれたものを「リッチスニペット」と呼びます。ほかにもダウンロードリンクや、特定の文字の強調などがあるものもリッチスニペットに含まれます。
ユーザーが質問文のような検索を行った場合に、その回答の部分が強調されて表示されるのが強調スニペットです。そのサイトに知りたいことの答えが書いてあることを一目で認識できるので、ユーザーへ強くアピールすることができます。
たとえば「2022年は令和何年?」というようなことを検索すると、「令和4年」の部分が強調されたスニペットが表示されます。
スニペットはGoogleの検索エンジンが自動的に判断するので、確実に表示させることができるわけではありません。しかしスニペットに反映させるためのテキストはhtmlコードの中に書いておくとよいでしょう。
metaタグを使って記述することでスニペットの文章を指定することができます。その際、テキストは120字以内、サイト内のほかのページと同じテキストを使いまわさない、キーワードを必要以上に含まない、などの注意点に留意しておきましょう。
ただしmetaタグを使っても、実際には別の部分がスニペットとして表示される可能性もあります。
こちらも必ず反映されるわけではありませんが、metaタグでキーワードを示したり、PageMapデータを追加したりすることでリッチスニペットが表示されやすくなります。
最後に、スニペットに対応しているCMSをご紹介します。
引用元:Heartcore 公式HP
https://www.heartcore.co.jp/cms/heartcore/index.html
コンテンツ管理、コミュニティ機能、ソーシャルメディア連携機能、アクセスログ統計機能、会員管理システム連携
WAF、脆弱性対応、データ暗号化、操作ログの取得とDL、鍵管理(暗号化の鍵管理を行えるかどうか)、
プログラムソースのバージョン管理対応のパッケージ型CMS(2022年3月調査時点)の中から、目的ごとのオススメCMSをご紹介します。
HeartCore CMS
引用元:HeartCore Webコンテンツ管理システム設定ガイド[PDF]
https://www.heartcore.co.jp/file.jsp?id=49551&version=ja
導入コストが安く、
DBから情報を自動更新したい
ECサイト・中規模サイト
分類 | 動的CMS |
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サイト 規模 |
数千~数万ページ程度 |
主な 機能 |
基幹システムとの連携、サイト内検索機能、マルチドメイン、多言語対応(170ヶ国)、SNS連携、ヘッドレス配信機能 |
導入先企業 | 日本航空、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など |
Adobe Experience
Manager Sites
引用元:Adobe Experience Manager Sites公式HP
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/sites/aem-sites.html
豊富なマーケティング機能を駆使して成果改善したい大規模サイト
分類 | 動的CMS |
---|---|
サイト 規模 |
数万ページ以上 |
主な 機能 |
コンテンツのパーソナライズ化、Adobe製品と連携、ヘッドレス配信機能、マルチサイト管理、翻訳 |
導入先企業 | mastercard、kaoなど |
NOREN
引用元:WDONLINE
https://book.mynavi.jp/wdonline/detail_summary/id=102645
更新頻度は少なめで、より強度なセキュリティを重視とする中規模サイト
分類 | 静的CMS |
---|---|
サイト 規模 |
数千~数万ページ程度 |
主な 機能 |
多段階承認フロー、多言語対応(日・英・中・韓)、タイマー自動公開、デザインテンプレート、共通部品 |
導入先企業 | 伊藤忠商事、神戸製鋼所など |
※1 動的CMSとは…閲覧者がアクセスするたびにHTMLを生成しユーザーごとに内容を出し分けたり変化させられるCMS
※2 静的CMSとは…閲覧者がアクセスするHTMLページを事前に準備しておくタイプのCMS
【選定条件】
HeartCore CMS…基幹システムとの連携ができ、サイト内検索がデフォルトで組み込まれているパッケージ型CMS
Adobe Experience Manager Sites…Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS
NOREN…パスワード変更の際、本人だけにパスワードを通知する機能があり、静的処理を行っているパッケージ型CMS