Drupal

 Drupal公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Drupal
https://annai.co.jp/drupal

ここでは、オープンソース型CMS「Drupal」の機能や特徴について調べています。導入実績や配布形態、実際に利用した人からの評判なども徹底リサーチしました。

Drupalとは

「ウェブアプリケーションフレームワーク」としての側面も持っているオープンソース型CMS。汎用性に優れたシステムが特徴です。また、約100にも及ぶバラエティ豊かな言語に標準で対応しています。

導入実績 公式HPに記載なし
無料トライアル ―(利用自体が無料)
配布形態 ダウンロード

Drupalの特徴・機能

フレームワークとしての側面も持つCMS

Drupalは、「ウェブアプリケーションフレームワーク」としての側面も持っているのが特徴です。一般的な CMS より汎用性に優れており、複雑なシステムを構築することが可能なフレームワークとしてその有能さを発揮します。

ヘッドレス Drupalとして活用できる!

Drupalを使えば、会員制サイトや社内イントラシステムなどを構築可能。さらに、情報配信のためのハブとして使い、多様なデバイスやシステムに向け情報を配信する“ヘッドレス Drupal”としての活用法もあります。

サイト内データを効率よく再利用可能!

1つのコンテンツを複数の表示方法やデータ形式で公開できるDrupal。コンテンツをカテゴリで分けて組織やユーザーと紐づけしながら管理もできます。さらに、権限設定を細かく行うことも可能。こうした機能を用いれば、膨大なコンテンツを効率よく一元管理できます

標準で多言語に対応しているのも強み

新しいバージョン(Drupal9)では、100近い言語に標準対応!様々なコンテンツや要素に翻訳を追加可能です。言語ごとにサイトを構築するのではなく、各ページ・URL単位で多言語化に対応しています。

DrupalのSEO対策について

DrupalでWebサイトを構築した場合には、検索エンジンからクロールされやすいサイト構造となる点が大きな特徴となります。このことにより、SEOに非常に有利であるといえるでしょう。

さらに、URLの最適化やMetaタグの管理、OGPタグの管理、XML Sitemapの生成、アクセス解析、パンくずリスト表示、リンク切れチェック、リダイレクト設定といった機能を搭載しており、SEO対策に役立てられます。

Drupalのセキュリティについて

Drupalには、専門のセキュリティチームがあり、潜在的な脆弱性について調査・検証・勧告を行うほか、ほかにも「安全なコードの書き方」などのドキュメントを提供するなどさまざまな活動を行っている点が大きな特徴となっています。

脆弱性については定期的に周知が行われていますが、その都度システムアップデートを実施。このことにより、より高いセキュリティを実現することに繋がっています。Drupalのセキュリティ情報については、Twitterや公式ホームページなどで公開されています。

セキュリティ性の高い
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Drupalの導入企業

Jグランツ(経済産業省向け補助金申請・管理システム)、情報処理学会(IPSJ)勉強会フォーラム、京都市オープンデータポータルサイト、NTTコミュニケーションズ IoTプラットフォーム、東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構など

Drupalの導入事例

経済産業省・補助金電子申請システム Jグランツでの導入事例

 Drupal公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Drupal
https://annai.co.jp/portfolio/jgrants

2019年12月に運用を開始した経済産業省のJグランツは、事業者の補助金への申請および、補助金事務局での申請や事業情報の管理を効率化するためのウェブアプリケーションです。このプロジェクトはANNAIが経済産業省と3年間密接に協力しながら基礎的な調査を踏まえ、アジャイル開発手法を用いて開発に当たりました。(後略)

引用元:Drupal( https://annai.co.jp/portfolio/jgrants

NTTコミュニケーションズ IoTプラットフォームでの導入事例

 Drupal公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Drupal
https://annai.co.jp/portfolio/nttcom_iot

NTTコミュニケーションズ IoTプラットフォームはNTTコミュニケーションズ様が企業ユーザー向けに提案する、IoTソリューションのお客様向け総合窓口サイトです。

ANNAIは当サイトのコンサルティング、HA構成アーキテクチャ設計、マーケティングオートメーションツールとDrupalの連携、他システムとのユーザー連携、デザイン開発、モジュール開発を行いました。

引用元:Drupal(https://annai.co.jp/portfolio/nttcom_iot

Drupalの口コミ・評判

雛形の構築がスピーディーにできました。

自社の似たようなサービスの公式サイトをまとめて構築するのに、Drupalを使わせてもらった。もともと「ブログではないサイト」向けにつくられているだけあって、ひながたの構築にはWordPressよりもすばやく対応できたと思う。(後略)

引用元:itreview(https://www.itreview.jp/products/drupal/reviews

サーチ系機能も連携しなくてもOKでした。

一般的なCMSでは実現が難しいサーチ系機能を、別のアプリを開発して連携する必要がないこと。定常運用のプロセス簡略化ができたり、もちろんコスト面も抑えられると思われます。

参照元:itreview(https://www.itreview.jp/products/drupal/reviews

Drupalの価格・料金プラン

無料

Drupalの動作環境

※公式HPに記載なし

まとめ

Drupalは、CMSとしてはもちろんのこと、「ウェブアプリケーションフレームワーク」としての側面も持っているのが大きな特徴と言えます。約100にも及ぶ豊富な言語に標準で対応しているのも注目のポイントです!

企業のCMS選びは、自社のサイト規模と用途に合うかどうか、そして自社をサイバー攻撃のリスクから守れるかにも注目しましょう。

こんな人におすすめ

Drupalは、標準で多言語対応していることから、グローバル展開している企業などにおすすめのツールです。それぞれの言語や地域に対応しているサイトを運営していた場合、サイトの内容に変更があったとしてもDrupalの多言語機能を利用することによって、変更の手間を大幅に削減できる点が大きな特徴です。

こちらのページで紹介しているように、標準で100近くの言語に対応しているという点も、グローバル展開している企業に向いている理由の一つといえます。

セキュリティが高い
おすすめパッケージ型CMS比較

Drupalの会社概要

社名 ANNAI株式会社(アンナイ)
所在地 東京都千代田区霞が関1-4-1 SENQ霞が関(日土地ビル2F)
電話番号 03-5532-5674
URL https://annai.co.jp/drupal
セキュリティが高いおすすめパッケージ型CMS比較

WAF、脆弱性対応、データ暗号化、操作ログの取得とDL、鍵管理(暗号化の鍵管理を行えるかどうか)、
プログラムソースのバージョン管理対応のパッケージ型CMS(2022年3月調査時点)の中から、目的ごとのオススメCMSをご紹介します。

基幹システムと連携できサイト内検索をデフォルト搭載

HeartCore CMS

引用元:HeartCore Webコンテンツ管理システム設定ガイド[PDF]
https://www.heartcore.co.jp/file.jsp?id=49551&version=ja

こんなサイトにおすすめ

導入コストが安く、
DBから情報を自動更新したい
ECサイト・中規模サイト

  • ECサイト
  • 基幹システム
    連携
  • 顧客・SEO解析したい
  • 数千~数万
    ページ
分類 動的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
基幹システムとの連携、サイト内検索機能、マルチドメイン、多言語対応(170ヶ国)、SNS連携、ヘッドレス配信機能
導入先企業 日本航空、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など

公式サイトから
操作感がわかるデモを
依頼してみる

HeartCore CMSの詳しい機能や
導入事例を見てみる

Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS

Adobe Experience
Manager Sites

引用元:Adobe Experience Manager Sites公式HP
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/sites/aem-sites.html

こんなサイトにおすすめ

豊富なマーケティング機能を駆使して成果改善したい大規模サイト

  • Adobe製品
    と連携
  • 動画や音声を
    利用
  • 大規模な企業
    サイト
  • 数万ページ以上
分類 動的CMS
サイト
規模
数万ページ以上
主な
機能
コンテンツのパーソナライズ化、Adobe製品と連携、ヘッドレス配信機能、マルチサイト管理、翻訳
導入先企業 mastercard、kaoなど

公式サイトから
導入の相談をしてみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

変更したパスワードを本人だけに通知できる

NOREN

引用元:WDONLINE
https://book.mynavi.jp/wdonline/detail_summary/id=102645

こんなサイトにおすすめ

更新頻度は少なめで、より強度なセキュリティを重視とする中規模サイト

  • イントラサイト
  • 多段階承認
    したい
  • 中規模サイト
  • 数千~数万
    ページ
分類 静的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
多段階承認フロー、多言語対応(日・英・中・韓)、タイマー自動公開、デザインテンプレート、共通部品
導入先企業 伊藤忠商事、神戸製鋼所など

公式サイトから
操作感がわかる
デモを依頼してみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

※1 動的CMSとは…閲覧者がアクセスするたびにHTMLを生成しユーザーごとに内容を出し分けたり変化させられるCMS
※2 静的CMSとは…閲覧者がアクセスするHTMLページを事前に準備しておくタイプのCMS

【選定条件】
HeartCore CMS…基幹システムとの連携ができ、サイト内検索がデフォルトで組み込まれているパッケージ型CMS
Adobe Experience Manager Sites…Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS
NOREN…パスワード変更の際、本人だけにパスワードを通知する機能があり、静的処理を行っているパッケージ型CMS