クラウド型CMS

初期投資が安いことで注目されているクラウド型CMS。ここでは、クラウド型CMSのメリットやデメリット、クラウド型CMSを提供している24社の製品の特徴などをまとめました。

クラウド型CMSのメリット・デメリット

HTMLの知識がなくてもWebサイトの制作や管理ができるCMS(Contents Management System)。CMSがクラウド上にあり、随時アクセスして利用する「クラウド型」と、CMSを自社サーバーにインストールする「オンプレスミス型」の2種類があります。

クラウド型CMSのメリットとデメリットをまとめました。

クラウド型CMSのメリット

  • サーバーへのインストールが必要ない
  • 初期投資は少なく、すぐにスタートできる
  • ライセンス料などが発生しない
  • 必要な機能だけを選択して利用できる
  • サーバーのメンテナンスが不要
  • セキュリティやアップデートはCMSの管理会社が行っている
  • リソースの追加や削除が容易

クラウド型CMSのデメリット

  • 他のサービスとの連携しづらい
  • カスタマイズ性が低い
  • ランニングコストがかかる

2022年度クラウド型CMSのトレンド

世界市場でクラウド型CMSの中でも注目されているのが「Shopify」です。クラウド型CMSはECサイトを出店したい店舗へのハードルが低いこともあり サービスを利用しやすく、その中でもShopifyはコストメリットや拡張性などが注目されて利用者が増えている傾向にあるようです。 そのほか、WixやSquarespaceなどもクラウド型CMSの世界的なシェアを獲得しています。(2022年11月時点)

※参照元:Usage statistics of content management systems
(https://w3techs.com/technologies/overview/content_management)

クラウド型CMS一覧

Blue Monkey

 BlueMonkey公式ページキャプチャ画像 引用元HP:BlueMonkey
https://bluemonkey.jp

Blue Monkeyは国産の法人向けのCMSです。本来は中小企業向けとして設計されていますが、操作性のよさが評価され、大企業の導入実績を重ねています。

Cloud CMO

 Cloud CMO公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Cloud CMO
https://www.marke-media.net/innova/cloudcmo/

Cloud CMOは「マーケティングオートメーションツール」として開発されたCMS。高度な分析機能を持ったオウンドメディアを構築し、集客に貢献するサイトを制作できます。

ferret One

 ferret One公式ページキャプチャ画像 引用元HP:ferret One
https://ferret-one.com

ferret OneはB to Bマーケティングに特化したCMS。「見たまま編集」できるので、マーケティング担当者自身が、自由にWebサイトを更新できるのが利点です。

FREE PRESS

 FREE PRESS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:FREE PRESS
https://www.freecode.jp/lineup/freepress.html

コンテンツマーケティング用ホームページ制作ソフト「FREECODE」に対応したCMS。イベント案内・コラム・お客様の声・スタッフ紹介など、必要なコンテンツが簡単に作成できます。

FREECODE

 FREECODE公式ページキャプチャ画像 引用元HP:FREECODE
https://www.freecode.jp

FREECODEはSEOに強いホームページ作成サポート支援。コンサルティングやトレーニングコミュニティなど、サイトを制作するだけではとどまらない幅広いサポートが魅力。

Jimdo

 Jimdo公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Jimdo
https://www.jimdo.com/jp/

Jimdoのホームページ作成はAIがサポート。質問に答えるだけで、AIが目的や業種に合った画像や文章を作成。運用も支援してくれます。

MP-Cloud

 MP-Cloud公式ページキャプチャ画像 引用元HP:MP-Cloud
https://zuu.co.jp/service/mp-cloud/

MP-Cloudはユーザー数400万人(※)のWebメディア「ZUU online」のノウハウを活かした、クラウドCMS。記事ページ・動画・スライド・ebookなど、さまざまなコンテンツを一元管理し、集客に貢献します。

※参照元:ZUU(https://zuu.co.jp/news/detail/id=618 2022年2月18日調査時点)

PowerCMS

 PowerCMS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:PowerCMS
https://www.powercms.jp/

PowerCMSのコンセプトは「サイトにツールを合わせる」。カスタマイズの幅が広く、24時間有人監視でセキュリティを強化。企業・官公庁・大学などに支持されています。

ShareWith

 ShareWith公式ページキャプチャ画像 引用元HP:ShareWith
https://www.share-with.info/jp/index.html

ShareWithは「コーポレートサイト・クラウド」、企業サイトに必要なものをワンパッケージにして定額制で提供。大手企業のユーザーも多いのが特徴です。

SITE PUBLIS

 SITE PUBLIS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:SITE PUBLIS
https://www.sitepublis.net

SITE PUBLISはユーザー目線を徹底することで「分かりやすさ」「使いやすさ」を実現し、簡単に操作できます。クラウド型、オンプレミス型から選択が可能。

Story Stocker

 Story Stocker公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Story Stocker
https://rerec.jp/story_stocker/

Story Stockerはオウンドメディア型CMSとして、企業のリクルートサイト作成に向いた機能を持っています。ノーコードでブログのように直感的に更新できるのが強み。

Weebly

 Weebly公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Weebly
https://www.weebly.com/jp

Weeblyはマーケティング機能が充実しているCMSです。e-メールマーケティング、SEOツール。e-コマースに向いたWebサイトを、ドラッグ&Dropだけで作り出すことが可能になりました。

Wix

 Wix公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Wix
https://ja.wix.com

Wixは世界中で指示されているクラウド型CMS。検索エンジン最適化機能を持つ本格なホームページを簡単に制作。クリック一つでスマホに対応したモバイルページの作成も可能。

コムログクラウド

コムログクラウド公式ページキャプチャ画像 引用元HP:コムログクラウド
https://cloud.comlog.jp

コムログクラウドは、初期費用無料でホームページを作成できるCMS。純国産のブログシステムで小さな会社のホームページ作りを支援しています。

はてなブログMedia

はてなブログMedia公式ページキャプチャ画像 引用元HP:はてなブログMedia
https://www.hatena.ne.jp/contentmarketing/hatena-blogmedia

はてなブログMediaは、ソーシャルメディアとの相性がいいCMS。はてな編集者の企画力を生かしたコンテンツ作成支援、豊富なデザインテンプレートなど、オウンドメディア専用CMSとしての機能が充実しています。

ペライチ

ペライチ公式ページキャプチャ画像 引用元HP:ペライチ
https://peraichi.com/

ペライチはテンプレートが豊富なクラウド型CMS。オンライン決済や予約システム。お問い合わせフォーム、メルマガ配信機能を持っているので、オンラインショップの運営に向いています。

TSUTAERU

 TSUTAERU公式ページキャプチャ画像 引用元HP:TSUTAERU
https://www.sitepublis.net/service/package/inner.html

TSUTAERUは、インナーブランディングのためのWeb社内報用に開発されたユニークなクラウド型CMS。動画配信が気軽にできるのが特徴で、記事へのコメントや、「いいね」をつけることも可能です。

STUDIO

 STUDIO公式ページキャプチャ画像 引用元HP:STUDIO
https://studio.design/ja

STUDIOは、日本発のノーコードWebサイト制作ツール。搭載されているCMSは機能が充実しており、シンプルで使いやすいのが特徴です。導入に関する運用工数は軽減可能なため、動的ページを管理するのにも役立ちます。

hacoCMS

 hacoCMS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:hacoCMS
https://hacocms.com

hacoCMSはコンテンツ管理に特化しているAPIベースのヘッドレスCMS。柔軟な設計ができるほか、マルチデバイスにも対応しています。エンジニアと作業を分離することでスピードアップも目指せるのが特徴です。

すぐ使えるCMS

すぐ使えるCMS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:すぐ使えるCMS
https://cms.sugutsukaeru.jp/ja/

すぐ使えるCMSすぐ使えるCMSは、特に小規模サイトの簡単な更新に向いているCMS。構成がシンプルであることからどのような環境でも導入しやすいです。デザインの変更ができるほか、SEO対策やセキュリティ配慮もされています。

Connecty CMS on Demand

 Connecty CMS on Demand公式ページキャプチャ画像 引用元HP:Connecty CMS on Demand
https://www.connecty.co.jp/

Connecty CMS on DemandConnecty CMS on Demandは大手リーディング企業からも選ばれているCMです。海外製品よりコスト面やサポート面で強みがあることに加え、大企業のサイト運用に求められるさまざまな機能が充実しています。

CMS Hub

 CMS Hub公式ページキャプチャ画像 引用元HP:CMS Hub
https://www.hubspot.jp

クラウドベースで動作するデジタルマーケティングツールです。セキュリティリスクに対応しながら、自動調整機能などでスムーズなサイト運営をサポートします。

パレットCMS

パレットCMS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:パレットCMS
https://palettecms.jp

パレットCMSは高機能でありながら簡単に利用しやすいのが特徴で、スケッチ(設計図)を導入することによって短納期での運用も目指せます。PaaS型のCMSシステムで、モジュールを設置することでアプリケーションの作成が可能です。

ライトワイヤード

ライトワイヤード公式ページキャプチャ画像 引用元HP:ライトワイヤード
https://writewired.jp/

コンテンツ管理に役立つCMSとマーケティングの機能を併せ持ったシステムです。手軽にレイアウトを変更したい、更新頻度を増やしたいなど、Webサイトを管理するうえでよくある悩み解決が目指せます。

BiNDup

BiNDup公式ページキャプチャ画像 引用元HP:BiNDup
https://bindup.jp/

理想のサイトづくり・更新もすべて自社完結が可能。ノーコードで誰でも作れる、そしてカスタマイズも自在のテンプレートを豊富に用意しています。BiNDupなら低コストでオンラインビジネスが始められます。

オークCMS

オークCMS公式ページキャプチャ画像 引用元HP:オークCMS
https://cms.oaksway.com/

独自の技術で開発した拡張性が高いCMS、そしてどこにも負けないホスピタリティによってリピート率8割を誇るオークCMS。手厚いフォローとスピーディーな対応でお客様の悩みや不安を解決に導きます。

buddy

buddy公式ページキャプチャ画像 引用元HP:buddy
https://www.cms-buddy.jp/

buddyは、HP初心者でも簡単にサイト制作が行えるWEBサイトシステムです。マーケティングノウハウを詰め込み、独自開発したビジネス特化CMS。サイトを通してお客様を増やせるという特徴を兼ね備えています。

modify

modify公式ページキャプチャ画像 引用元HP:modify
https://verocity.jp/modify/index.html

「modify」は、デジタルメディアを運営するためのクラウド型CMSです。デジタルメディアを加速的に成長させるさまざまな機能を標準装備。サイト管理者や編集者がスピーディーに実行できるように細かな配慮がされている点も特徴です。

Ameba Ownd

Ameba Ownd公式 引用元HP:Ameba Ownd
https://www.amebaownd.com/

Ameba Owndは、株式会社サイバーエージェントが提供しているホームページ作成ツールです。簡単にホームページの作成ができるため、知識がない人でも不安なく使いこなせます。費用をかけずに導入ができるため、まず試してみたいという方にもおすすめです。

ant2 CMS

ant2-cms公式 引用元HP:ant2 CMS
https://ant2.net/

ant2 CMSは、誰でも簡単に作れるホームページ作成ツールです。豊富なデザインテンプレートを用意しており、初心者にもやさしい操作性で簡単にホームページが作成できます。

サイトミライズ

サイトミライズ公式 引用元HP:サイトミライズ
https://www.sitemiraiz.jp/

顧客売上などの機密データを扱うECサイト構築パッケージ「ecbeing」と同じフレームワークが採用されているので、セキュリティ体制が強固。またセキュリティ対策で知られる「株式会社ラック」との包括契約により、24時間365日、不正アクセスからサイトを守ります。

Secure CMS

Secure CMS公式 引用元HP:Secure CMS
https://secure-cms.com/

独自SSL、WAF、GREDWeb改ざんチェック機能を標準搭載したセキュリティ強化型のCMS。オプションを加えることで、さらにセキュリティ強化を図ることも可能です。180種類以上のコンテンツパーツやドラッグ処理可能なレイアウト機能など、セキュリティ以外の機能も充実。

infoCMS

infoCMS公式HP 引用元HP:infoCMS
https://www.infocms.jp/

従来のHTMLベースで作成されたサイトと同様の構成を可能にし、手軽にコンテンツを管理することができるCMSです。カスタマイズができる豊富な機能を備えており、お客様のニーズに合わせたサービスを提供。導入後も不安なく利用できるサポート体制も整っています。

microCMS

microCMS公式HP 引用元HP:microCMS
https://microcms.io/

柔軟な施策でビジネスの加速に役立つ、全く新しいAPIベースの日本製ヘッドレスCMS。開発や運用にかかるコストを大きく削減し、ビジネスを加速させます。利用企業者数は5,000社以上、継続率は99%を誇る実績のあるCMSです。

Joruri CMS クラウド

Joruri CMS クラウド公式HP 引用元HP:Joruri CMS クラウド
https://joruri-cms.jp/

Joruri CMS クラウドは、自治体ホームページに必要な機能を備えた、機能性が高いホームページシステムを低コストで構築できるクラウド型のCMS。サイト構築から運用まで、豊富なサービスが整っています。

CMSKIT

CMSKIT公式HP 引用元HP:CMSKIT
https://cmskit.jp/

CMSKITは企業のみならず自治体や医療機関、教育機関でも多く利用されているCMSです。直感的な操作がしやすく、シンプルで簡単に利用できます。

LeadGrid

LeadGrid 引用元HP:LeadGrid
https://goleadgrid.com/

LeadGridは、効果的なリード獲得施策に対してスピーディーに対応し、さまざまなページやサイトの制作が可能なCMSです。リード獲得に必要な機能を備えており、プログラミングの知識がなくても、ページをみたままで編集が可能な操作性の高さも特徴です。

tovira

tovira 引用元HP:tovira
https://tovira.jp/

toviraは、難しい設定を必要としない設計で誰でも操作できるのが特徴です。またパッケージにとらわれず、業務や目的にマッチしたカスタマイズを叶えます。

Spearly CMS

Spearly CMS 引用元HP:Spearly CMS
https://cms.spearly.com/

Spearly CMSはタグを埋め込むだけでコンテンツが表示できるヘッドレスCMSで、最短で8分ほどでCMS制作とサイト公開ができます。サンプルで体験できるほか、無料のプランも用意されています。

SHANON vibit CMS cloud

SHANON vibit CMS cloud 引用元HP:SHANON vibit CMS cloud
https://www.vibitcms.com/index.html

SHANON vibit CMS cloudは、使いやすさと高機能を重視。セキュリティ対策としてWAFとSSLサーバー証明書が標準装備されていて、官公庁や金融機関など幅広い業界で導入実績があります。

セキュリティが高いおすすめパッケージ型CMS比較

WAF、脆弱性対応、データ暗号化、操作ログの取得とDL、鍵管理(暗号化の鍵管理を行えるかどうか)、
プログラムソースのバージョン管理対応のパッケージ型CMS(2022年3月調査時点)の中から、目的ごとのオススメCMSをご紹介します。

基幹システムと連携できサイト内検索をデフォルト搭載

HeartCore CMS

引用元:HeartCore Webコンテンツ管理システム設定ガイド[PDF]
https://www.heartcore.co.jp/file.jsp?id=49551&version=ja

こんなサイトにおすすめ

導入コストが安く、
DBから情報を自動更新したい
ECサイト・中規模サイト

  • ECサイト
  • 基幹システム
    連携
  • 顧客・SEO解析したい
  • 数千~数万
    ページ
分類 動的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
基幹システムとの連携、サイト内検索機能、マルチドメイン、多言語対応(170ヶ国)、SNS連携、ヘッドレス配信機能
導入先企業 日本航空、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など

公式サイトから
操作感がわかるデモを
依頼してみる

HeartCore CMSの詳しい機能や
導入事例を見てみる

Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS

Adobe Experience
Manager Sites

引用元:Adobe Experience Manager Sites公式HP
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/sites/aem-sites.html

こんなサイトにおすすめ

豊富なマーケティング機能を駆使して成果改善したい大規模サイト

  • Adobe製品
    と連携
  • 動画や音声を
    利用
  • 大規模な企業
    サイト
  • 数万ページ以上
分類 動的CMS
サイト
規模
数万ページ以上
主な
機能
コンテンツのパーソナライズ化、Adobe製品と連携、ヘッドレス配信機能、マルチサイト管理、翻訳
導入先企業 mastercard、kaoなど

公式サイトから
導入の相談をしてみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

変更したパスワードを本人だけに通知できる

NOREN

引用元:WDONLINE
https://book.mynavi.jp/wdonline/detail_summary/id=102645

こんなサイトにおすすめ

更新頻度は少なめで、より強度なセキュリティを重視とする中規模サイト

  • イントラサイト
  • 多段階承認
    したい
  • 中規模サイト
  • 数千~数万
    ページ
分類 静的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
多段階承認フロー、多言語対応(日・英・中・韓)、タイマー自動公開、デザインテンプレート、共通部品
導入先企業 伊藤忠商事、神戸製鋼所など

公式サイトから
操作感がわかる
デモを依頼してみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

※1 動的CMSとは…閲覧者がアクセスするたびにHTMLを生成しユーザーごとに内容を出し分けたり変化させられるCMS
※2 静的CMSとは…閲覧者がアクセスするHTMLページを事前に準備しておくタイプのCMS

【選定条件】
HeartCore CMS…基幹システムとの連携ができ、サイト内検索がデフォルトで組み込まれているパッケージ型CMS
Adobe Experience Manager Sites…Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS
NOREN…パスワード変更の際、本人だけにパスワードを通知する機能があり、静的処理を行っているパッケージ型CMS