実際に導入した人からの口コミ・評判や、導入実績、機能の特徴など「Movable Type」についてリサーチしているページです。CMSを検討している方はチェックしてください。
「Movable Type」は構造化されたコンテンツデータを管理できるCMSで、コンテンツの可用性をアップさせた製品です。CSSやHTMLといった幅広いコードを管理でき、プログラミング知識がなくても思い描くデザインを形にできます。
導入実績 | 国内5万サイト以上(最新バージョン Movable Type 7) (2022年2月18日調査時点) |
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無料トライアル | 〇(ソフトウェア版) |
配布形態 | 公式HPに記載なし |
従来の“記事+カスタムフィールド”ではなく、出力結果から構造化されたコンテンツデータを作成することが可能。コンテンツタイプ同士をリンクさせることもできます。各コンテンツを要素ごとにコンポーネント化し、管理できるのが魅力です。
CSSやHTML、javaScriptといった幅広いコードを管理可能。スマートフォン対応サイトも含めて、理想のデザインをそのまま形にすることができます。HTMLのような独自テンプレートタグにより、専門的なプログラミング知識も求められません。
コンテンツタイプのフィールド作成でシンプルな投稿画面を作成できるため、誰がコンテンツ入力を行っても構造化されたデータの作成が叶います。ユーザーが並び順を変更するのを不可にするなど、機能制限も標準搭載です。
ソフトウェア版とクラウド版があり、ニーズに合わせて選ぶことができます。ソフトウェアウェア版は、無料トライアルでお試しすることも可能(申し込み日から1ケ月間)。1ケ月以内にライセンスを購入した場合はそのまま利用できます。
Movable Typeの記事編集画面やWebページの編集画面に「タイトル」「概要」という項目が用意されていますが、それぞれに適切なタイトルや概要の記述によりSEO対策に効果を発揮できると考えられます。また、コンテンツがわかりやすいURLを設定するためには「出力ファイル名」の部分で適切なファイル名を記載すると良いでしょう。
また、テンプレートの活用により検索エンジン用のサイトマップを作成することで、Googleにサイトをクロールしてもらいやすくすることができます。
Movable TypeではHTMLとMTのテンプレートタグのみでウェブサイトを構築することが可能。そのため、セキュリティ上の問題や意図しないデータ破壊が発生するリスクがありません。
さらに、管理画面のURLは決められた位置ではなく、さらに深い階層や全く異なるパスに設置することも可能なので、外部からの攻撃を受けにくい点も特徴です。また、ログインの際に一定回数以上ユーザー名やパスワードを間違った場合にはアカウントがロックされる「認証ロックアウト機能」を搭載しています。
日本アドバタイザーズ協会、オーエム産業株式会社、株式会社サザビーリーグ、矢作建設工業株式会社、ライジング株式会社、株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン、株式会社ユニカ、杏林大学、東京都管工事工業協同組合など
お知らせ・キャンペーン・障害メンテナンス情報などの更新性の高いコンテンツを Movable Type の管理画面上で新規作成・更新を行えるようにして、情報の即時性やメンテナンス性の向上を目指しました。
また「Movable Type SmartSync Pack」を導入し、すべてのコンテンツを静的配信にすることでセキュリティに配慮したシステム設計・構成を行いました。
住信SBIネット銀行様がパートナー企業へ銀行機能を提供するBaaS(Banking as a Service)である「NEOBANK®」サービスの親和性を考慮し、複数の提携先に配信する仕組みも実現しています。
引用元:Movable Type( https://www.sixapart.jp/business/sbi-netbk.html )
(前略)旧サイトからの記事の移行も課題だった。ソフトウエア版やほかのCMSからの移行であればエクスポート/インポートが可能だが、きちんとした規則性の無い手書きのHTMLで作られたページからの移行だったため、手作業で記事の移行が行われた。だが、その際に都度の再構築が必要なスタティックパブリッシング(静的生成)が基本となっているソフトウエア版と違い、ダイナミックパブリッシング(動的生成)の MT.net は負担が少なかったという。(後略)
引用元:Movable Type( https://www.sixapart.jp/business/enjin01.html )
レンタルサーバーにMovable Typeのライセンスが無料で付いていた為、WordPressと比べてセキュリティ面が安心ということなので、利用することにしました。現在は有料プランを使っています。サイトの新着情報ページの更新とFAQページの更新にしか使っていませんが、使用感には全く問題ありません。
圧倒的にCMSといえばオープンソースで無料なこともありWordPress全盛ですが、その分セキュリティでの問題や表示速度に難があるのは確か。その点movabletypeは、セキュリティ面、表示速度の面では優位性がある。
※公式HPに記載なし
動作環境 |
【サーバOS】 Linux、Solaris / Unix、BSD、Mac OS X Windows Server 2012 R2 / 2016 / 2019 【ウェブサーバー】 nginx 1.2.0 以上(CGI もしくは PSGI 実行環境が別途必要) Apache HTTP Server 2.0 以上 / Microsoft Internet Information Server 8.5 以上 【データベース】 MySQL 5.1 以上(5.7.x を推奨 / 8.0.x まで検証済み) MariaDB 5.5 以上(10.3.x を推奨) ※以下 Movable Type Advanced のみ Oracle Database 12c Microsoft SQL Server 2014 / 2016 / 2019(Azure SQL Database を含む) 【実行環境】 Perl 5.10.1 以上(5.32 を推奨 / 5.36 まで検証済み) 【サポート対象ウェブブラウザー】 Google Chrome (最新版を推奨) Safari (最新版を推奨) Mozilla Firefox (最新版を推奨) Microsoft Edge(r.4602 以降で対応) |
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構造化したコンテンツを管理できるMovable Typeは、コンテンツの可用性を高めた新しいCMSと言えます。実現したいデザインやアイディアをそのままカタチにすることができるほか、情報設計からCMSへの落とし込みも簡単です。
企業のCMS選びは、自社のサイト規模と用途に合うかどうか、そして自社をサイバー攻撃のリスクから守れるかにも注目しましょう。
コンテンツを構造化することによって保存を行って差し入れを簡単にする点が特徴ですが、誰がコンテンツを入力しても構造化されたデータの作成が可能である点が導入メリットのひとつ。またコンテンツをそれぞれの要素ごとにコンポーネント化した上で再利用を簡単に行えるため、コンテンツの可用性を高めたいと考えている方におすすめのツールといえるでしょう。
また、静的生成が可能であるため アクセスの集中によるトラフィックが増加した場合に負荷を抑えたいと考える方も利用を検討してみてはいかがでしょうか。
\セキュリティが高いCMS徹底比較/
目的別おすすめCMSはこちら
社名 | シックス・アパート株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区神田神保町3-17-15ヨシダFGビル5F |
電話番号 | 03-6261-4640 |
URL | https://www.sixapart.jp/movabletype/ |
WAF、脆弱性対応、データ暗号化、操作ログの取得とDL、鍵管理(暗号化の鍵管理を行えるかどうか)、
プログラムソースのバージョン管理対応のパッケージ型CMS(2022年3月調査時点)の中から、目的ごとのオススメCMSをご紹介します。
HeartCore CMS
引用元:HeartCore Webコンテンツ管理システム設定ガイド[PDF]
https://www.heartcore.co.jp/file.jsp?id=49551&version=ja
導入コストが安く、
DBから情報を自動更新したい
ECサイト・中規模サイト
分類 | 動的CMS |
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サイト 規模 |
数千~数万ページ程度 |
主な 機能 |
基幹システムとの連携、サイト内検索機能、マルチドメイン、多言語対応(170ヶ国)、SNS連携、ヘッドレス配信機能 |
導入先企業 | 日本航空、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など |
Adobe Experience
Manager Sites
引用元:Adobe Experience Manager Sites公式HP
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/sites/aem-sites.html
豊富なマーケティング機能を駆使して成果改善したい大規模サイト
分類 | 動的CMS |
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サイト 規模 |
数万ページ以上 |
主な 機能 |
コンテンツのパーソナライズ化、Adobe製品と連携、ヘッドレス配信機能、マルチサイト管理、翻訳 |
導入先企業 | mastercard、kaoなど |
NOREN
引用元:WDONLINE
https://book.mynavi.jp/wdonline/detail_summary/id=102645
更新頻度は少なめで、より強度なセキュリティを重視とする中規模サイト
分類 | 静的CMS |
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サイト 規模 |
数千~数万ページ程度 |
主な 機能 |
多段階承認フロー、多言語対応(日・英・中・韓)、タイマー自動公開、デザインテンプレート、共通部品 |
導入先企業 | 伊藤忠商事、神戸製鋼所など |
※1 動的CMSとは…閲覧者がアクセスするたびにHTMLを生成しユーザーごとに内容を出し分けたり変化させられるCMS
※2 静的CMSとは…閲覧者がアクセスするHTMLページを事前に準備しておくタイプのCMS
【選定条件】
HeartCore CMS…基幹システムとの連携ができ、サイト内検索がデフォルトで組み込まれているパッケージ型CMS
Adobe Experience Manager Sites…Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS
NOREN…パスワード変更の際、本人だけにパスワードを通知する機能があり、静的処理を行っているパッケージ型CMS